工事施工事例
SPOT LIGHT
漏えい時の影響は
防液堤の内側だけで終わらない
ひび割れ、腐食、既存ライニングの剥がれ。漏えい時の被害拡大を抑えるために、表面保護から見直しませんか。
防液堤は、漏えい時の「最後の砦」です。
防液堤そのものが劣化していると、本来の役割を十分に果たせない可能性があります。
薬液や油を貯蔵するタンクの周囲に設けられる防液堤は、万が一の漏えい時に液体を受け止め、周辺への流出拡大を抑える重要な設備です。一方、防液堤自体にひび割れや隙間、腐食、既存ライニングの剥がれなどがあると、床面や排水まわり、近隣設備へ影響が広がる可能性があります。
- 点検時は、床面と立ち上がり部の境界、目地、配管貫通部、タンク基礎まわりを重点的に確認しましょう。
防液堤で起きやすい3つの劣化
目立った漏れがなくても、見えない部分で劣化が進んでいる場合があります。
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コンクリートのひび割れ
床面・立ち上がり部・目地・貫通部の小さな劣化から、液体が浸透する可能性があります。 -
金属部材の錆び・腐食
塗膜の傷や薄くなった箇所、ボルト・溶接部から局所的に腐食が進む場合があります。 -
既存ライニングの剥がれ
薬液、振動、衝撃、温度変化により、浮き・膨れ・割れが起こることがあります。
漏えい時の影響は、防液堤の内側だけで終わらない
防液堤の劣化箇所から薬液や油が流出すると、影響は防液堤の内側だけにとどまらない場合があります。
周辺設備への影響
漏えいした液体が近隣の配管、架台、電気設備、機械設備などに接触すると、腐食や故障につながる可能性があります。漏えい箇所だけでなく、液体が到達した範囲全体の確認が必要になります。
床面や排水まわりへの影響
防液堤の外側へ流れ出した液体が床面の目地や排水経路へ達すると、回収範囲が広がります。床材や排水設備の材質によっては、追加の洗浄、補修、交換が必要になる場合もあります。
近隣エリアへの影響
漏えいの範囲によっては、隣接する作業エリアへの立入制限や、周辺設備の一時停止が必要になります。屋外設備では、土壌や周辺環境への流出を防ぐ対応も重要です。
操業停止や復旧対応の負担
漏えい後は、安全確認、液体の回収、清掃、設備点検、原因調査、補修、再稼働判断といった複数の工程が発生します。復旧までの時間が長くなれば、生産や出荷への影響も大きくなります。
その課題に、BARIASをご提案します。
BARIASは、ポリウレア樹脂の特性と、下地設計、前処理、プライマー選定、膜厚設定、仕上げ、評価を組み合わせたコーティングソリューションです。
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下地と薬液の直接接触を抑える
液体の浸透や腐食、表面劣化のリスク低減を図ります。 -
実環境での耐薬品性評
含浸用サンプルをご提供し、実際の使用環境に近い条件で耐薬品性を評価できます。
試験後のサンプルを分析することで、対象薬液への適合性を確認します。 -
下地処理から施工まで 一貫して提案
劣化状態を確認し、現場条件に合う仕様を検討します。
防液堤だけでなく、 周辺設備もまとめて保護
薬液が飛散・滞留する範囲を想定し、設備全体で対策を検討します。
タンク外周・基礎
液だれしやすいノズル下部や、基礎との境界を含めて施工範囲を検討します。
回収塔・架台まわり
接触物質、運転温度、点検方法を確認し、回収塔の外面、架台、周辺床の保護仕様を検討します。
配管・床面・排水槽
飛沫や液だれが発生しやすい接続部、バルブ、ポンプ周辺まで含めて対策を検討します。
このようなお困りごとはありませんか?
ひとつでも当てはまる場合は、設備状態を確認したうえで対策をご提案します。
- 防液堤のひび割れや表面劣化が気になる
- 薬液・油の漏えいリスクを抑えたい
- 金属部材の錆びや腐食による漏れが心配
- 既存ライニングの浮き・剥がれがある
- 毎年の点検・部分補修の負担を見直したい
- 防液堤と周辺設備をまとめて保護したい
よくある質問(FAQ)
既存の防液堤にBARIASを施工できますか?
既存のコンクリート製防液堤への施工実績があります。ただし、ひび割れ、欠損、段差、含水状態、既存塗膜などを確認し、必要な下地補修を行ったうえで施工仕様を決定します。
薬液がかかる場所にも使用できますか?
使用条件に合うグレードを選定することで、薬液まわりへの応用を検討できます。ただし、耐薬品性は薬品の種類、濃度、温度、接触時間、浸漬・飛沫などの条件によって異なります。必要に応じて、実際の薬液に含浸用のサンプルをご用意します。
タンクの外周にも塗布できますか?
タンク外周も表面保護の候補として検討できます。タンクの材質、表面温度、既存塗膜、腐食状態、薬液の飛散状況などを確認したうえで、施工範囲や仕様を検討します。タンクの構造補強や法定検査の代替になるものではありません。
既存ライニングの上から施工できますか?
既存ライニングの材質、劣化状態、下地との密着状態によって異なります。浮きや剥がれ、脆弱部がある場合は、既存材の撤去や部分補修が必要になることがあります。現地確認や付着性評価を行ったうえで判断します。
施工前には何を確認すればよいですか?
使用薬液の名称・濃度・温度・接触条件、防液堤の材質、既存塗膜やライニングの種類、ひび割れや剥がれの状態、施工希望範囲、屋内外の環境、設備停止可能期間などをご確認ください。設備図面や現場写真があると、初期検討を進めやすくなります。
点検や更新確認の負担軽減につながりますか?
適切な下地処理と仕様で表面を保護し、劣化の進行を抑えることができれば、補修や更新対応の頻度低減につながる可能性があります。ただし、施工後の点検が不要になるわけではありません。必要な点検周期や確認方法は、設備の管理基準や使用条件に応じて設定してください。
防液堤のひび割れ、既存ライニングの剥がれ、金属部材の腐食など、薬液まわりの設備保護について、現場条件に応じた対策をご提案します。
防液堤だけでなく、タンク外周、回収塔まわり、配管、架台、基礎、床面など、気になる箇所があればご相談ください。
使用薬液の種類・濃度・温度・接触条件や、設備の材質・劣化状態を確認し、BARIASの適用可否、必要な下地処理、施工範囲、評価方法を検討します。