現場の安心・安全
SPOT LIGHT
安全性 + 現場ごとの設計対応力保全作業をもっと安心・スムーズに“使うときだけ”の足場こそ、労災防止の要に
プラント・大型設備の保全作業で一時的に設置される足場は、「一時的だから」「使う回数が少ないから」として軽視されがちです。しかし実際には、使用頻度が少ないからこそ管理が不十分になり、事故につながるケースが少なくありません。
厚生労働省が公開する「令和5年労働災害発生状況の分析等」でも指摘されているように、足場等の仮設設備の不備や管理不良による墜落事故は、全体の労災の中でも重大事故につながる可能性が高い分野です。
墜落・転落事故を減らし、現場作業者の安全を守る大切なツールの保全作業足場には、以下のようなニーズが多く見られます。
- 必要なときだけ使用し、不要時は撤去・保管したい
- 現場の機器やレイアウトに合わせて、寸法や形状を変えたい
- 作業内容に合わせて運搬や設置に大きな負担がかかない軽いもの
こうした条件を満たす足場を探す中で、安全性と柔軟性を両立した製品の必要性が高まっています。
個別設計 ✕ ポリウレア樹脂 ✕ 軽量母材 = BARIAS 足場
- 軽量なのに高強度
従来の金属系足場に比べて大幅の重量を軽減し、搬送・設置の労力を軽減し、現場の作業負荷を削減します。
- 現場ごとにフルカスタマイズ
使用する場所のレイアウトや、提供いただいた寸法に基づき、最適な構造を設計・製造します。
さらに注意喚起目的で鮮やかな色設定、水がかかるところでのすべり止め機能追加など、現場ごとの要望に応えます。
- 優れた耐久性・耐候性
ポリウレア樹脂は耐摩耗・耐薬品性に優れ、屋外や湿度の高い場所でも安心して使用できます。長期的なコストパフォーマンスにも優れます。
用途例
- プラント、搬送ロール間、工場内の点検用通路・足場・道板
- 腐食されている金属板/縞鋼板の補助足場・道板
- 沿岸における水上足場
- 小川、側溝の道板、カバー
- 競技場、体育館、公園、交通機関、ベンチ
- 悪路、不整地道路などの搬送用道板
設計解析例
CAEシミュレーション検証により短期間で設計、製作を可能としました。
右図は、最大応力分布を分析した時の解析図です。変位を色分け表記することで設計荷重の状態を検証しているものです。
保全用だからこそ、最適な足場を安全と効率を両立させる新たな選択肢 BARIAS軽量足場
労災防止は、いかなる現場においても優先されるべき課題です。
特に一時使用の仮設足場は、標準化や常設化が難しく、管理・運用の精度が事故のリスクを左右します。
BARIASのポリウレア足場は、“必要なときに、必要な場所に、最適なかたちで”設置できるソリューションとして、保全現場の安全性と作業効率を大きく高めます。
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